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私たちの門真バプテスト教会のこれから
― 40周年をめざして ―
牧 師 : 白 井 公 郎
昔から教会造りの必須条件は、教会に集まる人を愛し、教会周辺に住んでいる人を愛し、教会の存在する町を愛することにあると、言われてきました。
イエス様も悪霊から解放されて救われた人に「あなたの家に帰って証ししなさい」と、今まで好くない関係にあった町の人々を愛して、彼らの救いのために伝道することを命じられました。その町に住んで町の事情を知っている人を通して「主の救い」が広まる必要であったからです。
私たちの教会の存在する門真市のことを調べてみて驚きました。門真は、全国の都市の中でも精神的な環境の好くない町として、例えば1998年度の30代の離婚率が第1位であったり、その他でもワースト10に数えられている分野は、6つ以上もあることなどから、専門家の間では、環境の好くない町としてよく知られていると云うことです。
そのためでしょうか、合計で30万人以上の人々が住んでいる門真市や守口市で、伝道を始めた頃は沢山あった教会も、年が経つに連れてどんどん減少して来ました。
今では門真市で、郊外の門真団地にあるペンテコステ系のアッセンブリ教会と、市内では私たちの教会だけとなりました。守口も同じような状態で、ペンテコステ教会とバプテスト教会の2つだけです。
統計によれば、日本中にある7,500の教会は平均すると、人口2万人に1つ教会が存在し、100人に1人の割合でクリスチャンがいるはずなのです。その計算によれば、門真と守口では、教会が15あり、クリスチャンは4,000人いるはずです。でも実際は教会が4つ、クリスチャンは140人ぐらいしかいません。
この地域では、教会もまた社会的リストラのために、教会適地と呼ばれる枚方市や寝屋川市、そして四条畷市や交野市に教会が移動して、どんどん無くなってきた結果です。
しかし聖書には、神によって残された民がいるように、残された教会があり、終わりまで堅く信仰に立って生き残る教会には、聖霊の注ぎによって「救いの泉」となると、聖書は約束しています(マタイ福音書
24:13)。どうやら私たちは、残された教会のようです。
そこで私たちの教会の将来像は、残された教会としての使命に立って進む必要があります。
そのために、3つの働きを充実して行かなければなりません。
第1の働きは、いつも地元の実状を好く知っている人々が、地元の人々を愛して伝道して行けるよう、今の教会員たちが地元の人々のために、種まきと収穫のために犠牲的な「愛の働き」を積み重ねて行く必要があります。
遠隔の地から家族を一緒に巻き込んだ、報いの少ない「使徒的働き」と呼ばれる大切な働きです。
第2の働きは、いつも世界中の教会やクリスチャンと結ばれた、霊的な一致を育てる教会です。
今まで大切にして来た、世界に向かって送り出された宣教師との関わりを深めながら、信仰の本質に目覚めて活動出来る人々を育てて行くことです。
第3の働きは、教会の健全なリーダーシップを育ててゆくことです。接ぎの世代の牧師が活動できるための、飛行機で云えば空に向かって飛び立てるよう、滑走路を助走するような働きの準備を進めて行きます。
このために、「愛の郷・三田」の働きは、教会にとって、経済的にも、働きの内容的にも、健全なリーダーシップの転換には大切な要素を持ったものとなることでしょう。
私たちの教会の目指すところは、40周年になっても、50周年を迎えても「キリストの体なる教会」であることは変わることはありません。ただ進め方と進める人とが少し変わるだけです。導かれる方は、永遠に変わることなきイエス・キリスト様だからです。
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