8章の内容は7章からの続きです。すなわち北王国イスラエルとアラムの連合軍が攻めようとしている時のことです。
神様はこの危機に至っても、全能の神様を認めないで、アッシリアの軍事力に依り頼んでいるユダに対して、イザヤを通して重ねて危機と希望を語っておられます。
1.マヘル・シャラル・ハシュ・バズ(分捕りは早く、略奪は速やかに来る)
「救い主がおとめから生まれる」との預言も、「アッシリヤの王によって大きな苦しみを受ける」との預言も、アハズ王には何の感動も信仰の覚醒も与えなかったようです。そこで神はイザヤの家族を用いて警告を与えられました。
女預言者と呼ばれるイザヤの妻が、産んだ次男の名前を通して、アッシリヤに略奪されるユダを預言しています。
当時のユダ王国はイザヤの語る言葉に従おうとしないのですから、大きな困難があったと思われますが、イザヤの家族は一家挙げて喜んで主に仕えていたのでしょう。
2.インマヌエルの神
イザヤの忠告の預言に聞き従わないユダの民に対して「アッシリヤがまるでユーフラテス川の大洪水が、氾濫して町々を飲み込むように滅ぼすようになる」と語っています。しかし、それでも尚、インマヌエルの神が護ってくださることを語っています。どこまでも寛容な神様の姿を見せられます。現代のわたしたちのためにも、神様はどこまでも寛容に赦し励ましてくださいます。しかし、その実現は、わたしたちの人間的計画ではなく神様のご計画が実現するのです。
3.万軍の主をのみ、聖なる方とせよ
インマヌエルの民であるはずのユダの民が、王をはじめとして国民の多くまでが主を信頼するよりも、人間の力を頼みとしていたのです。したがって、イザヤの預言も人々の賛同を得られませんでした。それどころか、非国民、王への反逆者とも思われたのですが、神はイザヤに励ましの言葉をもって力づけて下さいました。
神様は、信じる者にとっては万軍の主であり、背く者にとっては裁きの主なのです。わたしたちは人を恐れず、神のみを畏れて、聖なる神の御前を歩ませていただきましょう。
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