神が立てられた大指導者モーセによって出エジプトを果たしたイスラエルの人々は、40年間荒野をさ迷いましたが、ついに約束の地カナンを目の前にするヨルダン川に到着したのです。ところが神はモーセをネボ山(ピスガ)で天に召されました。その後を引き継いだのは、生前のモーセと常に行動を共にしていたヨシュアです。
1.目前の困難
長い、長い荒野の旅路もようやく終ろうとする場所まで来たイスラエルの人々でしたが、そこにも困難は横たわっていたのです。しかし、困難と見えた濁流も、契約の箱が先頭を切って流れに入った時、見事に水はせき止められ、民は無事に約束の地に入ることが出来たのです。
わたしたちも、常に神の約束であり保証であるイエス・キリストを目当てに踏み出す勇気を与えられましょう。
2.記念の石
民が渡り終わった川底から、イスラエル12部族に倣って12の石を拾い、祭司が立っていた川の真ん中に積み、渡りきって先の、野営をする場所にも記念として12の石を立てました。川の中に立てられた石は、神がイスラエルを荒野の旅路を導いてくださった神に背き続けた不信仰と罪の生涯の死と埋葬を意味しています。野営場に立てられた石は、力と勝利の復活の新生活を意味します。
わたしたちは、感謝を忘れやすいお互いですが、示される罪や汚れを悔い改め、神が良くして下さったことを心の中に覚え、記念碑を建て、新年に向かいましょう。
3.先頭に立つ者
民が渡り終わると、契約の箱が川から上がり民の先頭に立ちます。この契約の箱は主イエスを表しています。イエス様が神の怒りのただ中のこの世に下りてくださり、わたしたちをゆるし、再びよみがえって命を与え、さらに先立ってくださるのです。
神に救われ、新しい命を与えられたわたしたちは「わたしは道である」(ヨハネ14:6)と言われるお方に従い、このお方の示してくださる道を歩むのです。
濁流のヨルダン川に入るときに先頭を進んで下さり、川を渡る時は川の真ん中にいて見守ってくださり、川から上がって、新しい道を進もうとするときには再び先頭を歩んでくださるお方様を見上げつつ進んで行きましょう。
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