信仰何でもQ&A 質問No.007
「福音の光」2000年8月号掲載 
  質問祈りについて、「祈る」とはどうゆうことか、具体的に教えて下さい。  

回答 祈りについて、考えていく時に大切なことは、祈りを何か大変な仕事であると思わないことです。
イエス様が弟子達に教えられた“主の祈り”は、「天にいます私たちの父よ」と始められていますが、これは、祈りが神様への呼びかけであリ、会話であることを教えてくれています。
 イエス様は、祈りは本来は人前でするものではなく、神様と一対一になり、言葉数を多くして祈るのではなく、素直に真実を持って、信頼しつつ祈るものであることを話されました(マタイ6章5〜8節)。
神様は全てをコントロールしておられるのですから、ありのまま神様の前に出れば良いのです。
 「祈りについて具体的に教えて欲しい」ということなので、聖書の1つの箇所から見てみたいと思います。
私達は、普通、全く疑わないで、確信に満ちた立派な祈りをささげなければ、イエス様に祈りを聞いてもらえないと考えがちです(ヤコブ1章7〜8節)。しかし、ある霊につかれた息子を治して欲しいと願いに来ている父親の祈りを見ると(マルコ9章22節)、そうでなくても祈りが聞かれていることに気が付きます。この人は、イエス様に対して、「もし、おできになるものなら、」と疑いと、自信の全くない弱々しい祈りをささげました。でも、この父親の祈りは聞かれました(マルコ9章25〜27節)。
 祈りにおいて大切なのは、私たちの熱心さでもなければ、言葉の立派さでもないのです。祈りの力は、祈る側の祈り方にあるのではなく、祈りを聞いて下さる方にあるのです。祈る言葉が、どんなにぎこちなくても、弱々しくても、主イエス・キリストの御名によって祈る時、祈りは違いをもたらすのです。
 人間は、罪を犯したために、神様から離れ、祈りが聞かれるという関係ではなくなりました。
しかし、イエス様は私達の罪を十字架で負って下さり、神様と和解させて下さったのです(ローマ5章1〜2節)。ですからイエス様の御名によって祈る時、祈りが聞かれる理由を言っているのであり、また、私達の願いが神様の栄光と御心であることを告白しているのです。
 祈りは、神様の子とされた者の、大きな特権です。祈りの重要性をはっきり自覚し、1日の中で、まず祈るための時間を割くようにして下さい。
イエス様でさえ、日々、絶えず、祈らなければならなかったのですから、祈りをあなたの生活の中心に置くようにしましょう(コロサイ4章2節)。自分や家庭のこと、福音が全世界に更に広められるように祈りましょう。
祈りの素晴らしさをあなたも体験して下さい。
 
 

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