信仰何でもQ&A 質問No.033
「福音の光」2002年10月号掲載
職場でどのように主を証しすればいいですか?
随分前のことですが、長い間一緒に働いていた同僚が病に倒れ、ついに亡くなったとき、そのお葬式で、初めて彼がクリスチャンであったことを知った、ということがありました。
生前、彼は自分がクリスチャンであることを口にしたことは、一度もありませんでした。
そのときはまだクリスチャンではなかった私は、葬式に参列しながら、そういえば彼には、どことなく他の人にはない気品が漂っていたと思ったことです。
彼のように、無言で証しをするのもいいですが、やはり口ではっきりとクリスチャンであることを表明したいですね。
私がクリスチャンになったのは、大学生のときでした。
卒業後、小学校の教師になりました。一般企業ほどではありませんが、やはり付き合いがあり、お酒の席に出る機会があります。
私は日ごろ、自分がクリスチャンであることを口にしていましたし、そういう席でも、お酒を断っていました。
しかし、教師とはいえ、お酒が入ると人格が変わり、「俺の杯が受けられないのか」と絡むような人もいて、困りました。
「クリスチャンというのは酒も飲めないのか」と言う人もいましたが、「いいえ、禁止されているわけではなく、飲みたくなくなるのです。酒やタバコで気を紛らしたりする必要がなくなるのです」と答えました。
そういうことが2、3度続きましたが、こちらが同じ姿勢を貫きますと、やがて先輩や同僚たちは諦めたのか、強要したり悪口を言ったりすることをやめました。
あるときなどは、ちょっとした事で、「さすがクリスチャンだね。」と感心され、こちらが驚くことがありました。
職場で主を証ししていくことは、困難なように思えます。
生き馬の目を抜くような厳しい競争社会で働いていると、どうしてもその中でいかに自分を世の中にあわせていくかに気を向けがちになります。
しかし、自分がクリスチャンであることをあいまいにして、世と妥協していると、いざというときに責められるのは自分です。
「だから人の前でわたしを受けいれる者を、わたしもまた、天にいますわたしの父の前で受けいれるであろう。しかし、人の前でわたしを拒む者を、わたしも天にいますわたしの父の前で拒むであろう。」
(マタイ10章32〜33節)
人の前で主を受け入れる勇気は、主が与えてくださいます。「証し(お話)させてください」と求めていきましょう。
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